寺宝紹介
そもそも、当寺は正元元年(1259年)の開山であるが、正徳元年(1711年)4月の火災により、尊像、その他僅かの宝物を残しその他すべてが焼失し灰塵に帰してしまいました。そのため寺暦・重宝の記録が途絶してしまい後世への伝承、伝達の妨げとなった歴史があります。
ただし、そんな中にも幸い焼失をまぬかれたもの、また焼失したにもかかわらずそののち復元したものがあり、それらが口伝伝承となって現在いにいたっております。そのため、古来からのものか、復元品か現在に至ってはその検証はきわめて難しいものとなっております。ここではこれらを分別することなく、寺宝ひとつ一つの曰く因縁と信憑性の有無を問わず網羅し後学の究明に期すこととし、往古よりの重宝、伝承を次世代につなげることを第一義といたします。
また、これらすべて当寺信仰の対象であることは改めて記すまでもなく、芸術的・美術的・古学的希少性、または骨董価値は問わないことといたします。記載内容についての追加情報、解釈の違い、意見、希望事項等がありましたら是非とも連絡お願いしたい次第であります。
総欅造り本堂
巾2尺から3尺余の欅板を張りめぐらした当寺自慢の本堂
宝蔵寺山号額
北条時頼が自ら名付けたという竹子山の山号額
笈佛岩屋地蔵
北条時頼が残されたという背負仏
(魚沼市指定文化財)
高山彦九郎書
寛政の三奇人高山彦九郎の書簡
(魚沼市指定文化財)
格天井絵
鈴木牧之、岡田雲洞らの手による多数の絵
通行手形
増上寺御用の御綸上。いわゆる知恩寺通行手形
日輪宝冠千手観音
稲鳰の上に天然来現、五穀豊穣のご本尊
弥陀三蔵立像
阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩立像
夜泣き地蔵
子供の夜泣きに効果覿面という
阿弥陀如来立像
当寺最古の阿弥陀如来立像と推察される
尊師像
浄土宗元祖大師法然上人御像
おびんずる様
お賓頭廬さま。痛いところを持玉でなでると…
阿弥陀如来坐像来像
原阿弥陀堂より移奉安、27世観良菩提の為に安置
勢至菩薩坐像
上記阿弥陀如来立像にならび歴史ある御像
歴代上人位牌
開山願誉了浄上人よりの当寺歴代住職
徳川家位牌
徳川将軍家位牌・本尊横に安置
皇室鏡位
菊花家紋・本尊横に安置
チーン石
正体不明の石。叩くと金運が…?
戦没慰霊者位牌
第2次大戦戦没者位牌
檀信徒位牌
当寺檀信徒ご位牌座
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